風切のブログ

愚痴とよくわからんことを叫び続けるブログ

【日記】すずめの戸締まりを見てきた感想話 ※後半ネタバレあり

どもです風切です

 

色々あって今日は休みなので最近話題の映画見てきました

 

『すずめの戸締まり』

※ネタバレがある部分と分けて記事を書いてます

 

この作品のあらすじとしては

日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる”扉”を閉めていく少女・すずめの解放と成長を描く現代の冒険物語。

すずめが歩む道の先で待つのは、見たこともない風景。人々との出会いと別れ。驚きと困難の数々。
それでも前に進む彼女たちの冒険は、不安や不自由さと隣り合わせの日常を生きる我々の旅路にも、一筋の光をもたらす。

過去と現在と未来をつなぐ、“戸締まり”の物語。

 

まぁ公式の引用ですけども

suzume-tojimari-movie.jp

 

 

感想話

ネタバレない程度に感想を言うと

すっげ~~~~~~~面白かった

新海誠監督の作品なので期待もあったけど

裏切ることなくやっぱり最高だった

作品を見るうえで面白い、というかすごいと感じれることとしては

序盤にキャラクターがした発言とか行動が伏線になってて

それがすべて物語の流れに細かく関わって回収されて見ていて

序盤に『????』ってなってた内容が分かってきて

少しずつパズルピースが埋まっていくみたいな感覚がありました

 

オタク的視点な気もするけど

漠然と面白いでもいいと思うけど色々な部分に目を耳を向けて映画を見るのも

映画を見る楽しさの一つかもです

 

作品全体としては過去2作品の「君の名は」「天気の子」ような

物語の転換部分や盛り上がりに合わせて主題歌や挿入歌を流すような形ではなかったのが印象として残っていますね

なんというかジブリ作品みたいな感じって言えば伝わるかな

主人公も過去2作品のような作品の核になるようなヒロインの女の子とそれに巻き込まれていく男の子ではなく

主人公は完全に女の子の鈴芽だけな感じの話だった

まぁやはり一緒に過ごすうちに好意を寄せて恋愛に行く感じではありましたけど

そこは期待を裏切らないくらい良かった

主人公の周りを取り巻く人間感がめちゃくちゃリアルな感じでよく人を見てるんだなって感じましたね

 

途中から『すずめの戸締まり』じゃなくて『芹沢の気遣い』になってたな

男キャラクターの同級生とか幼馴染とか親友がめちゃくちゃ友達思いないい人で主人公を助けてくれるポジションになるのいいですよね

オタクだからそういうのめっちゃ好きなんですわ

 

もう、序盤、中盤、終盤、隙がなく怒涛の勢いで物語が進んでいくので見てるだけで

この世界観に引き込まれていくような作品でしたので

これからクリスマスやお正月、家族や友達、恋人と観に行ってはいかがでしょうか

とってもおすすめです!!

 

 

 

※ここからネタバレしまくりの考察とかとか話

 

・戸について

扉の向こう側は過去や未来の時間が同率して存在してる場所と最初に言ってたので最後に出てきた幼少のすずめに出会えたのは見たまんまそういうことなんだと思うんですけどすずめが大事にしていた母親の形見の椅子は過去の自分がなくしてしまうが未来(現在)では持っているのは

 

現在のすずめが椅子を持っている

  ↓

過去の自分に渡す

  ↓

時間が流れて現在の自分へ受け継がれる

 

だから序盤で幼少のすずめの前に現れたのが現在のすずめなのはそういうことなんですよね

 

・要石

要石の役割は災害などに関わるミミズと呼ばれる怨嗟の塊を常世に封じるためのモノですが数年に一度場所を変えて封じなければならないらしいですね

草太が要石になりましたけど椅子になったのはダイジンという猫の姿の神のせいですけどなぜ椅子なのかって話です

持論としてはあの椅子はすずめの親の形見ということで大切にしてきた訳ですけど物には神が宿ると言いますよね。付喪神と言うんですけど物語の途中で草太の祖父が「これから長い時間を掛けて神になっていく」って言ってました

元々大切にされていた椅子になりそのままその姿を借り要石になったことで神になっていくことになるわけですね

まぁそのあとすずめによって引き抜かれて元々要石として役目をしていたダイジンとウダイジンに変わってもらうわけですけどね

 

・ミミズ

現世(うつしよ)に出てくることで災害をおこすミミズという存在ですが

100年前と10年前に開いて草太の前の代の閉じ師が閉じたらしいですけど

100年前:関東大震災

10年前:東日本大震災

なわけですね

これは見てれば分かりますけどすずめは被災者ということになって九州に被災したわけですね

作中にミミズを封じるときにその場所の声を聴けって言ってましたけど東日本大震災のシーンの声を聴いたときに「いってきます!」があっても「ただいま」や「おかえりなさい」がないのは震災が起こったのが午後2時くらいなので帰れなかった人もいると言うことを指しているんでしょうね

 

ミミズとしては溜まりに溜まった呪いのようなモノが湧き出てしまうすると災害が起こる単純な原理ですね

 

・すずめと環さんの発言について

物語終盤に黒いダイジンに憑かれて感情を爆発させてしまい「そんなことを言ったこと覚えてない!!」って言ってましたね。「うちの子になりなさい」という環の発言についてですね

草太が要石になったことで二人きりになれたダイジンがすずめに嬉しそうに話しかけたシーンで身体の力を失った形になりましたけどすずめも物語の序盤にダイジンに対して「うちの子にならない?」って言ってるんですね

序盤で貼られた伏線がこういう形で回収されていくのは見てていいですよね

 

というわけで長々と書いてきました

拙い文章なので申し訳ないですけど

また見に行けたら行って考察を書きたいと思います

 

ここまで読んでくれた方がいたらありがとうございます!

まだまだ上映しているので何度か足を運んでみる価値はあると思います

 

最高の作品をありがとう!新海誠監督!!

 

それでは今回はこのへんで

 

じゃあね